7月18日(寄棟屋根のコウモリ対策) [スズメ込口補修でコウモリ対策]
寄棟屋根にコウモリが侵入する事例は、殆どがスズメ込み口からの侵入です。
寄棟屋根は東西南北の四方向に屋根が下がるタイプで、
雨樋が四方向にぐるり一周繋がるのが特徴です。
シックが抜け落ちスズメ込み口に隙間が空くと、この部分から侵入します。
施主様の苦労の後が垣間見えます。
茶色の鼻隠しに一旦止まり、羽を畳んだ後瓦の下へと侵入します。
鼻隠しがコウモリの尿の跡で白く変色するのが特徴です。
雨樋を取り外しスズメ込み板金を取付けます。更にシリコンコーキングで隙間を無くします。
7月15日(コウモリの繁殖) [コウモリの脱糞堆積]
お産を終えてたアブラコウモリは、天井裏や軒天井の中、はたまた断熱材と外壁の隙間でと子育てに奮闘中です。
本日の点検依頼は、ネズミが治まったので天井裏の糞を清掃してもらいたい。と言うご要望の調査です。
早速天井裏の調査を行うと確認出来るのがこれ。
天井裏に堆積した大量のコウモリの糞
原因は換気格子の中に住み着いたコウモリが断熱材の裏側へと侵入する為です。
お産を終えて子育てに奮闘中の為に脱糞も更に増えます。
軒天井の隙間から挨拶をするアブラコウモリ
7月14日(アライグマ侵入口封鎖) [本日は板金屋さん]
先日、天井裏のアライグマ3頭の子供を捕獲した施主様宅で、アライグマ侵入防止の補修作業を行いました。
生憎の天候なので、雨が降ったり止んだりと、作業を何度も中断せざる得ない状況がありまして、1階2階で8箇所30の隙間補修を行なわなければ成らないのに、3箇所11の補修が残ってしまいました。
1階の下屋根と重なる船外軒天井の端部は隙間の空いたままに成って居るし、
下屋根の野地板の間隔が粗く、ここからも侵入可能です。
板金で補修を行なう為には、下地材をしっかりと固定部材にビス止めします。
爪を入れられても起こされない様に、ビス止めする為には下地の固定が重要です。
板金を寸法取りした後は、瓦の形状に合わせて切り込み加工を行います。
アライグマ・ハクビシン・イタチの類は爪を入れて平気で板金ですら起こしてしまいます。
本日は、板金屋さん並にトタン板をカットし曲げてビス止めの一日でした。
7月13日(シャッターBOXのコウモリ対策) [専用ブラシでコウモリ対策]
シャッターBOXに侵入するコウモリ対策に、皆さんご苦労をされています。
シャッターBOXに侵入するコウモリは2通りのタイプが有ります。
夜間休憩だけにやって来る、ご休憩タイプ。
シャッターBOX内で5月から10月まで過ごしながら子育てを行う、期間限定間借りタイプです。
間借りタイプのコウモリに成ると、やはりシャッターBOXの隙間を補修する補修さ行が必要と成ります。
網戸に一旦爪を引っかけて止まり、その後羽を畳んでシャッターBOXへと侵入するので、
網戸とシャッターの隙間を網戸のスライドに邪魔に成らないブラシを使用します。
シャッターを上に巻き込んだ状態ではフレームにぴったり収まります。
シャッターBOXとシャッターの隙間はアルミのLアングルを使用します
全ての隙間がスッキリと収まります。