6月3日(ハツカネズミの通り道) [システムキッチとネズミ]
リフォーム後にネズミの侵入が起こる場合、断熱材を入れた事により、ネズミの営巣場所が確保出来てしまった事が大きな要因と言えます。
クマネズミやハツカネズミの侵入には特徴があります。
ハツカネズミは1㎝程隙間が有れば侵入可能です。これはコウモリと同じで、頭が入る程の大きさが有れば侵入は可能と言う訳です。
ハツカネズミは基礎回りの1㎝程の隙間を利用します。配管の隙間や、換気口の隙間から侵入が可能ですし、見落としがちなのが、戸袋の隙間や勝手口のサッシ枠と柱の隙間からも侵入する事も有ります。
新しいお家では、基礎パッキング工法の防鼠スリット換気に隙間から侵入した事例も有ります。
クマネズミは、運動能力が優れているので、雨樋を駆け登り2階の屋根回りの隙間からも侵入可能です。お隣の瓦から飛び移って侵入してる場合も有るので、街中の隣接してるお隣から侵入も有ります。
リフォーム後に居室内へネズミが出没する場合は、システムキッチの背面も疑わなければ成りません。
ガス配管用の穴が少し大きめに開けられました。
この配管を伝わってハツカネズミが侵入を始めました
捕獲後は、ステンレスネットで補修をして居室内への侵入を止めます
床面にも穴を空けた跡が見えます
ハツカネズミで有れば十分通過できる隙間でした。