1月19日(天井裏の異音調査) [イタチ侵入の痕跡]
1階の天井裏に何か?が居る様な感じがするとの事で、点検に向かいました。
総2階建ての今どきのお家です。基礎換気口には小動物が侵入出来そうな隙間は有りません。
軽量鉄骨系の某住宅メーカーのお家で、
1階の天井裏の高さは18センチ程度で隅々までの点検は無理
ユニットバスの天井裏に無数の鳥の羽が散らばって居ます。
金属製の胴差に空いた、大きな丸い穴に奥の断熱材が異様な状況に成りつつ有ります。
よくよく観察すると排気ユニットの上や鉄骨にイタチの足跡が、確されます。
1月16日(面戸板からネズミの侵入) [ネズミが齧る]
本日もネズミの侵入口調査です。
リシン壁は表面がザラツクので、垂直な外壁でもクマネズミは容易に駆け登ります。
垂木と垂木の間に入る、面戸板を齧って侵入するネズミが居ます。
軒桁の上部に有る桁同士を繋ぐためにボルトを入れるホゾ穴です。
ホゾ穴と面戸板が重なると、僅かな隙間を切っ掛けに面戸板を齧ります。
ネズミが侵入可能な隙間まで面戸板を齧り侵入口を作成します。
侵入口調査は根気が勝負です。
1月13日(面戸板を齧るネズミ) [齧歯目ネズミ]
齧歯目の哺乳類に属するネズミは、門歯が絶えず伸び続くるので、絶えず固いものを食べたり、齧ったりしながら歯が適切な状態を維持して居ます。
固い木の実を食してる場合は、あえて木を齧る必要も有りません。
しかし、柔らかい食物を食べている事が多い都会のネズミは、天井裏の木を齧り前歯の調整を行います。
天井裏から見た 垂木と垂木の間に入れる板を 面戸板と言います。
クマネズミの歯の威力は凄い力です。
こちらも、面戸板が齧られ始めました
まるでムササビが侵入して齧ったような荒い齧り痕です。
1月12日(真冬のコウモリ対策) [コウモリ対策にスズメ込板金]
今朝はこの冬一番の冷え込みと成り、弊社の近くの国道に設置してある温度計は、-4度と成って居ました。
一番の冷え込みとなった本日は、予定していた学校のコウモリ対策に向かいました。
流石にこの時期コウモリは活動しません。11月に点検に伺った頃にはまだまだ脱糞も多く、瓦の下へ入り込むコウモリなので、ここで冬越しをされた場合、最終補修は気温が上がる4月頃になるでしょう。
ベランダから梯子を掛けての作業と成ります。
瓦と鼻隠しの隙間は漆喰が入って無いので、この隙間に侵入します。
スズメ込み板金を取付けて行きますが、数箇所に専用出口を造ります。
全体の仕上がりはこんな感じに成ります。
瓦に合わせ隙間はコーキングで更に補修します。
1月10日(ネズミ駆除現地調査) [中々手ごわいネズミ駆除]
中々手強いネズミ駆除現場の、現地調査に向かいました。
製造工場と住まい屋・倉庫が軒並みに続く現場は、食品加工会社と言う事も有り、ネズミに取ってはエサも絶えず補給されるので、繁殖するには持って来いの環境と言えます。
建物は、木造と鉄骨の入り乱れる増築・改築が繰り返された構造と成って居るので、隣接する建物同士の隙間はどの程度隙間が有るのかも?確認出来ません。
駆除・再侵入防止のプロセスが組めるか?思案のしどころです。
住まい屋の天井裏では至る場所の木部を齧っています。
脱糞と尿によりシミと臭いの被害が出ています。
鉄骨沿いには黒々とラットサインが現れています。