8月8日(古木害虫駆除作業) [神社の防虫処理]
本日のミッションは、神社の古木害虫処理です。
古木害虫とは、神社やお寺等の外部に露出して居る柱や梁に穴を開け、木材を加害する虫を称して言います。シバンムシ類やフタスジスズバチ等があげられます。またキクイムシもまれに古木を加害する事も有ります。
外部に晒された状態で何十年も経過した木材には、多くの埃やカビやコケが付着して居ます。そのままの状態で処理は、薬剤効果が十分な効果が発揮できません。一度水洗いを行った上で、木材保護防虫剤の散布塗布が望ましいです。今回は、水洗いを兼ねて水溶性薬剤で一度目の防虫処理を行います。
低圧で洗浄を兼ねて、水溶性薬剤でホコリとコケ・カビ類を洗い流します。
水溶性薬剤で洗い流した後はエアーガンで余分な水気を吹き飛ばし、
良く見える様に成った虫穴にもエアーを吹き込み、2回目の薬剤が浸透し易い様にします。
1回目の薬剤が乾いた後、2回目の木材保存剤を含んだ防虫処理剤を噴霧し表面保護を行います。